タイトル: 夜のピクニック
作者: 恩田 陸
出版: 新潮社 2004.7.30
⇒2004年度本屋大賞1位、第26回吉川英治文学新人賞受賞。
テーマは、高校生が学校恒例、全校生徒が24時間かけて80キロを歩く高校の伝統行事「歩行祭」。
24時間を小説にしたわけだ・・・。
なのに、あの青臭く、バカらしい、高校生時代を愛おしく、懐かしく思い出させてくれるこの不思議な
感覚はなんなのだろう。
青春小説といってしまえば一言で片付くのではあるが、女子の友情、確執、男子への想いなど。
鼻にもつかづ、不自然さもなくよく描けているんだなぁ。
「3年生の甲田貴子は、最後の歩行祭、1年に1度の特別なこの日に、自分の中で賭けをし た。
それは、クラスメイトの西脇融に声を掛けるということ。貴子は、恋心とは違うある理由から
西脇を意識していたが、一度も話をしたことが無かった。」
20歳には20歳の、40歳には40歳の、10台の記憶や思い出を呼び起こさせてくれる。
60歳になったら、また読んで見よう。とおもう、ヒット小説。
「オンライン・カンソウブン(感想文)」