タイトル:阪急電車
作者: 有川 浩
出版: 幻冬舎文庫 2011.8.5
⇒芦田愛菜ちゃんが出ている映画だよね、という認識だったが、小説を
読んでみて、これは今年のNo1ではないかと思った小説。
有川さんのSFファンタジー路線ではなく、心あたたまる「ヒト」の話である。
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兵庫県宝塚市の阪急宝塚駅から兵庫県西宮市の西宮北口駅を経て
阪急今津駅までを結ぶ阪急今津線。
阪急神戸本線との接続駅であり運転系統が分割される西宮北口駅から宝塚駅までは、
所要わずか14分のミニ路線である。
この作品はその宝塚 – 西宮北口間の8つの駅を舞台とし、その乗客が織り成す様々な
エピソードを、1往復に当たる全16話で描写する。
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往と復で、同じ人物が登場。
電車の中での行きづりの触れ合いが、大きな原動力となり登場人物の人生までを
動かしてしまう。
この展開は見事。駅の特長も良く研究したのでしょう(地元だし)。
読後に、繰り返し読んでしまったのは久々。それでも、じっくり味わえた。
「オンライン・カンソウブン(感想文)」