タイトル: 鹿男あをによし
作者: 万城目 学
出版: 幻冬舎 2007.4.10
⇒万城目の第二作。TVドラマを見てからの購読となった。
TVでも小説でも、イトの「鹿が駐禁をとられて・・・」はいいなぁ。
イト=田部ちゃん(TVはね)は結構はまり役だったと思う。ただ、田部ちゃん、
運動神経は???ってところがあって、剣道の試合のシーンは小説が圧倒している。
あの件(!)もかかっているから、イトの応援に思わず加わってしまう。描写も、間合いも
良い!
ホルモーもそうだったけど、臨場感というか人の気配とか、場合によっては、人以外の
気配とかを書くという部分で、万城目は抜きん出ているような気がする。
万城目作品は、ここまでファンタジーであるが、やはり、デビュー作よりこなれている
感じがする。題名を読めばわかるが、奈良が部隊であり、数々の歴史を背負っている
この地だからこそ、物語にリアリティーがでるし、「ありえね~」ことも「ひょっとしたら、
ありえんるんじゃない}とか思ってしまいます。
今度から、奈良の鹿を見る目がことなるでしょうよ。
「オンラインカンソウブン」