タイトル: サクリファイス
作者: 近藤 史恵
出版: 新潮社 2007.8.30
⇒読後感・・・何といえばいいのだろう。
サイクルロードレース・ミステリー?
自転車競技ってこうだったんだという理解はとても深まった。
まさにタイトルの「サクリファイス」の、「菊と刀」的日本人論にも見る自己犠牲の美しさは
主人公、さらに主人公周辺まで繊細にあがかれている。
自転車競技という特色環境を精緻に描きながら、ストーリーを展開している筆者に拍手である。
ミステリーの(クライムといって良いか?)展開はなかなかのもの。
主人公のちょっと青い感じも好感が持てる。まずまず、面白かったのではあるが・・・。
ただ、なんと言うのか、全体的に軽いのである。突き抜けていないのである。
「オンラインカンソウブン」