タイトル: 田村はまだか
作者: 朝倉 かすみ
出版: 光文社 2008.2.25
⇒札幌すすきのにあるバー「ciao」に流れ込んだ、小学校のクラス会の
3次会、5人組。男3人、女2人+バーのマスター花輪春彦が同窓の田村を
待つという設定。
40歳になった5人の小学校時代~社会人を中心としたエピソードが展開し
みんな、なにかしらの閉塞感、行き詰まり感、踊り場を向かえ、田村を待っている。
その田村は、小学校時代に伝説となる、愛の告白をし・・・。
ま、飄々、淡々と、まるでマスターの晴彦の性格のように、でも時には熱く
各人の40年間が描写されているのだが、比較しては申し訳ないが、奥田さんに
比べると、文章の切れや、なりきりにチョイ欠けている部分があるような。
が、故に、少々、薄っぺらい感じがしてしまいました。
自分の年齢の影響は多分にあり、30代に読んだらそれなりにぐっときたかもね。
悪くはないですが、人にすすめるかといったら、積極的には薦めない一冊。
「オンラインカンソウブン」