タイトル: アウトバーン
作者: 深町 秋生
出版: 中公文庫 2011.1.25
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躊躇なく被疑者を殴り、同僚に低利で金を貸し付けて飼いならし、暴力団や中国マフィアとも平気で手を結ぶ――。
警視庁上野署組織犯罪対策課の美人刑事・八 神瑛子は夫を亡くして以来、
その美貌からは想像もつかない手法で数々の事件を解決し、警視総監賞や方面本部賞を何度も受けている。
そんな瑛子が管轄する区 域で広域指定暴力団・印旗会の組長の娘が刺殺された。
瑛子は、悪徳刑事の排除を目論む上野警察署署長・富永昌弘から監視される中で、独自に捜査を始める。
だが、その矢先、手口が同じで、被害者の容姿も似た刺殺事件が、富永らキャリア警官から不審の眼で睨まれながらも、
なりふり構わず連続殺人事件の真相に迫 ろうとする瑛子。
その胸中には、夫の死を自殺と断定した警察組織への激しい憎悪が渦巻いていた。
孤独で冷徹な女刑事の魂が躍動する、新・警察小説シリーズ 第1弾!!
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ああ、盛ってるな~、という感じではあるが(警察が舞台だからか)面白くて、
電車が駅に着いても、きりの良いところまで読んでしまう系小説だ。
第一弾は、893さんの事件にまつわる(二弾も893さんがからむのだが) 活躍。
きつねとたぬきのばかしあいではないが、主人公と署長の戦いには、わかっていながらも
主人公の狡猾さに快哉をあげてしまいます。
「オンライン・カンソウブン(感想文)」