タイトル: おはぐろとんぼ
作者: 宇江佐 真理
出版: 実業の日本社文庫 2011.4.15
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父親の跡を継ぎ、日本橋小網町の料理茶屋で料理人を勤めるおせん。
上方で修業をし、新しくおせんの親方になった板前の銀助と、
上方の料理を店に出すことを嫌うおせんとはたびたび意見が食い違う。
そんないらいらした気分の日々が続くとき、おせんは、店にほど近い
稲荷堀の水を眺めて心をしずめていたが、ある日湯屋で銀助と娘の
おゆみと鉢合わせしたことから心に小さな変化が。
――仕事一筋に生きてきた女に訪れた転機と心模様を描く、
表題作の「おはぐろとんぼ」ほか、薬研堀、油堀、源兵衛堀、
八丁堀などを舞台に、江戸下町で堀の水面に映し出される、
悲喜交々の人情のかたち六編。
江戸市井小説の名手が描く感動の傑作短編集です!
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短編集ゆえに、感動が尾を引く・・・。
もっと読みたい、この主人公の1年後、3年後は?という気になってしまう佳作。