タイトル: バイバイ、ブラックバード
作者: 伊坂 幸太郎
出版: 双葉社 2010.7.4
⇒希望者50人にだけ、配布された「郵便小説」の単行本化。
内容はミステリーであるが、太宰治さんの絶筆となった「グッド・バイ」
から想像を膨らませて創ったといわれている。
「グッド・バイ」は高校生の頃読んだと思うのだがすっかり忘れていた。
ある男が付き合ってた十人の女と一人ずつ「グッド・バイ」していく話
というのをよすがに、まあ、読んで見た。
伊坂ものにしては、繭美のキャラクターのせいか、インテリジェンスに
欠ける気がきがするし、なんだか、たんたんとしていて、盛り上がらない
なぁと読んでいたのだが、最後には盛り上がった。
繭美が何者なのか、バスとは何なのか、どこへつれてゆかれるのか、
最後の最後のあれはどうなったのか、なぞのまま。
それが、より小説の深みを増しているんだろうな。
これって、絶筆した先が書けなかったってことですか?
「オンライン・カンソウブン(感想文)」