タイトル: 極北クレイマー
作者: 海堂 尊
出版: 朝日新聞社出版 2009.4.30
⇒なんだかすっかり海堂づいてしまった。
極北クレイマーは債務超過に陥ってしまった地方都市の医療にメスを入れた作品。
宝島社ではなく、朝日新聞社出版からの発行。週刊朝日に連載。
従ってチームバチスタのシリーズ作品ではないが、シリーズでは具体的には登場
しなかった姫宮医師(ジェネラル・ルージュでは看護師)が極北市民病院へ来院。
たったの3日間の在院ではあるが、まさに「がらり」と病院内の流れを変えて怒涛のように
厚生労働省へ帰還する。
県庁の星にも通じる、お役所のばかばかしい前例主義や権威にへりくだる輩や
地域住民の非常識的な価値観は、デフォルメされているのではあろうが、ある意味
リアル。
病院内が粛清されつつある流れの中での、
産婦人科部長三枝医師と主人公の外科部長今中医師の共闘はもろくも崩れ・・・。
さらに、病院閉鎖宣言が市長からくだされ。
最後の展開は息も突かせず、最後の10pは自宅最寄り駅に帰着したあとも、ホームの
ベンチで読んでしまった。
最初は、地方医療の実態を展開してゆくので、だらだらと不愉快な内容ではあるが
姫宮登場から急展開。いいねぇ~。ところで、並木看護師萌え~ですな。
「オンライン・カンソウブン(感想文)」