作者: 酒見 賢一
出版: 新潮社 1991.3
⇒「中国風の架空の国である素乾国を舞台とした、酒見賢一さんのファンタジー小説。
1989年のファンタジーノベル大賞を受賞した。酒見のデビュー作でもある。」
なんと、このとき、おんとし24歳。
「中国哲学や中国史に依拠した独特の記述法は、『素乾書』・『乾史』・『素乾通鑑』に
依拠して歴史事実を記載した小説という体裁を採用し、ファンタジーノベル大賞選考会
では井上ひさしにより「シンデレラと三国志と金瓶梅とラスト・エンペラーの魅力を併せ有す、
奇想天外な小説」と高く評価された。」
とのこと。
主人公「銀河」がなにも知らずに、後宮に応募。
あれよあれよという間に、正妃になってしまうが、平行しておきている戦により・・・。
後半は一気に盛り上がり、意外な結末に。途中までファンタジーであることすら
感じなかった。だまされた、でも、面白かったです。
後宮での教育は前代未聞。いやはや、いやはや。
「オンラインカンソウブン」
]]>作者: 酒見 賢一
出版: 新潮社 1991.3
⇒紀元前に突如現れた、思想集団「墨氏」がテーマである。
世界史の歴史でなんとなく記憶がある程度であるが、ははぁ~こういう思想だったのね。
今まで知らなくてすみません。
酒見さんのことも存じ上げませんでした。
高橋克彦さんに通じる、正義感、仁、義勇などを肌感覚で読める小説。
高橋さんに比べると、さらっと書いているが、滋味は同じ。
いや、さらっとしているが故に、味わいは読み手の感性に任される分、より深いのかも
しれない。
ページ数も少ないが、読み応え十分。
涙する小説。
「オンラインカンソウブン」
]]>