作者: 山本 一力
出版: 祥伝社 2004.11.15
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元禄三(一六九〇)年七月、深川冬木町の裏店に住む女衒の新三郎は、仕事の不始末から莫大な借金を背負うことになった。その返済のため、重い足取りで向かった江の島の賭場で、運命的な出逢いを果たす新三郎と壺振りおりゅう。その偶然が、新三郎の人生を大きく変えることになる。
二人で新たに人生をやり直すべく、おりゅうが考え出したのは、江島神社の裸弁天を江戸へ持ってきて公開する「出開帳」だった。成功すれば何千両もの拝観料が手に入り、堅気に戻れるのだが……。
次から次へと押し寄せる難問、問われる新三郎の器量とおりゅうの知恵。乾坤一擲の大勝負の首尾やいかに。
おりゅうに美質を磨かれ、度重なる試練にも鍛えられ、一歩一歩登っていく新三郎。
手に汗を握るハプニングの連続に一喜一憂しながら、気がつくと二人と一緒に人生の峠越えをしている気分になる。
様子のいい登場人物たちの温かい真心と共に、爽やかな余韻が胸に残る傑作時代小説。
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「オンライン・カンソウブン(感想文)」
]]>作者: 山本 一力
出版: 中央公論新書 2008.11.15
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房州の菜種農家に生まれた二三は、五歳にして遠縁にあたる江戸の油問屋の跡取りに望まれた。
ふた親きょうだいとの涙の別れ。江戸に着いた二三を待ち受ける、新しい母、大店のお嬢としてのしつけ、町のしきたり。
泣くのはひとりの時だけと心に決め、二三は新しい暮らしを気丈に受け入れていく。
ある日二三は、郷里の母に仕込まれたてんぷらを新しい両親にふるまうことになった…。
ふたつの故郷に育てられた少女の成長と活躍。涙のち爽快、人情時代小説。
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「オンライン・カンソウブン(感想文)」
]]>作者: 山本 一力
出版: 集英社 2005.2.28
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金貨や銀貨を、町民の間で使われる文銭に両替する銭売り。
深川でまっとうに商売をする賽蔵たちに対抗して、亀戸にあらたに銭座が開かれることになった。
権力を盾にあらゆる手を使い、深川に食い込もうとする亀戸……。
真摯に得意先に向き合う賽蔵、そしてその気概に応える大店の主人や仲間たち。
商売とは、人と人のつながりとは、思いやりの心とは……、しみじみと現代人に問いかける時代長編。
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「オンライン・カンソウブン(感想文)」
]]>作者: 山本 一力
出版: 祥伝社 2004.11.15
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深川の新太郎と尚平は息の合った若い駕篭舁き。ある日、尚平のもとに想い人おゆきをさらったという手紙が届く。
堅気の仕業ではないと考えた新太郎は、博徒の親分・恵比須の芳三郎を訪ねた。
筆跡から、かどわかしには札付きの渡世人・弥之助が関わっていることがわかるが…。
二人はおゆきを無事救出できるのか?好評「深川駕篭」シリーズ、待望の第二弾。
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「オンライン・カンソウブン(感想文)」
]]>作者: 山本 一力
出版: 小学館 2007.6.4
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寛政の江戸深川に「三ツ木鮨」を構えた鮨職人・新吉は親方から受け継いだ柿鮨(こけらずし)の味と伝統を守るため、
日々精進を重ねていた。職人の誇りをかけて、満足のいく仕事をする。それが新吉の信条だったが、
ふとしたきっかけで旗本勘定方祐筆・小西秋之助の知己を得る。
武家の借金を棒引きにする「棄捐令」に思い悩む秋之助と新吉に、互いの生き様を通して生まれる男同士の信頼感。
住む世界が異なっても、そこには仕事に命を燃やす男たちの熱い心意気があった。
長屋に暮らす仲間たちと織りなす笑いあり涙ありの人情に、心温まる時代小説。
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「オンライン・カンソウブン(感想文)」
]]>作者: 山本 一力
出版: 朝日新聞出版 2008.7.30
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深川で版木彫りと摺りを請け負う釜田屋岩次郎は、速報を重視した従来とは全く異なる瓦版「早刷り」を目指していた。一方、それを快く思わない本所の瓦版屋・初田屋昌平は悪辣な妨害を始める……。江戸の職人気質を存分に描く痛快長編時代小説。
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時間つぶしには、まあいいか。
「オンライン・カンソウブン(感想文)」
]]>作者: 山本 一力
出版: 集英社 2012.9.25
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仕事ひと筋で、娘に構ってやれずにきた。せめて嫁ぐまでの数年、娘と存分に花見がしたい。
ひそかな願いを込めて庭に植えた一本の桜はしかし、毎年咲く桜で はなかった。
そこへ突然訪れた、早すぎる「定年」…。
陽春の光そそぐ桜、土佐湾の風に揺れる萩、立春のいまだ冷たい空気に佇むすいかずら、まっすぐな真夏 の光のもとで咲き誇るあさがお。
花にあふれる人情を託した四つの物語。
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「オンライン・カンソウブン(感想文)」
]]>作者: 山本 一力
出版: 祥伝社 2003.12.20
– 「銀次の“男いき”に惚れた」何度も読み返したくなる傑作時代小説 「二十両をけえし終わるまでは、大川を渡るんじゃねえ。一歩でも渡ったら、始末する」博徒(ばくと)の親分との命がけの約束。大工の銀次(ぎんじ)は、永代橋(えいたいばし)の前で動けなくなった…。博打(ばくち)にはまり、仲間の家庭まで潰した銀次は、懊悩(おうのう)しながらも、日本橋の老舗呉服屋の手代として新たな人生を歩む。だが、渡れぬ川を越えねばならない出来事が! 直木賞作家が描く感涙の時代長編。 –
「オンライン・カンソウブン(感想文)」
]]>作者: 山本 一力
出版: 角川書店 2005.12.30
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道三堀から深川へ、暮らしに欠かせない飲み水を届ける水売りたちは、皆自分の仕事に誇りをもって働いている。そんな水売りの一人、龍太郎には、蕎麦屋の 娘・おあきという許婚がいる。日本橋の大店が蕎麦屋を出すとの報せに、「美味い水」が必要だと思い知らされ、協力して美味い水造りを始めるが、いつしか二 人の間に微妙な隙間風が吹き始めて…。人の気持ちに翻弄されつつも、せつなく凛々しい、江戸の「志」を描く長編時代小説。
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やや骨太。
「オンライン・カンソウブン(感想文)」
]]>作者: 山本 一力
出版: 新潮社 2005.420
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手をつないだわけでもない。好き合っていたのかもわからない。
それでも祝言を挙げると知ったあの時、涙がどうしても止まらなかった…。
遠い日の思い人と再 会する女性の迷いと喜びを描く「やぐら下の夕照」。
売れない戯作者がボロ雪駄の縁で一世一代の恋をする「石場の暮雪」。
江戸深川の素朴な泣き笑いを、温か で懐かしい筆が八つの物語に写し取る。
著者の独壇場、人情の時代短編集。
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面白いとはお思います。
ただ、ウエザさんと比べてしまうと、何か少し、堅苦しい?ような。
同じテーマで、同じような小説でも、味わいが違うものですね~。
作者をかくされていたら、わからないのかな~?
「オンライン・カンソウブン(感想文)」
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