作者: 小川 糸
出版: 新潮文庫 2010.3.1
東京・谷中でアンティークきもの店「ひめまつ屋」を営む栞(しおり)。
きものを求めるお客ばかりでなく、ご近所さんもふらりと訪れては腰を落ち着ける、小さなこの店に、ある日、父とそっくりの声をした男性客がやってくる。
その人は、栞の心のなかで次第に存在感を増していき――人を大切に思う気持ち、日々の細やかな暮らしが、東京・下町の季節の移ろいとともに描き出される、きらめくような物語。
谷中・根津・千駄木近辺に実在するお店や場所も多数登場し、街歩き気分も楽しめる作品。『食堂かたつむり』で鮮烈なデビューを果たした小川糸の第二作。
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「オンライン・カンソウブン(感想文)」
]]>作者: 小川 糸
出版: 集英社 2010.12.10
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夫が姿を消して傷心のまりあは、一人訪れた南の島で助産院長の鶴田亀子と出会い、予想外の妊娠を告げられる。
家族の愛を知らずに育った彼女は新しい命を身 ごもったことに戸惑うが、助産院で働くベトナム人のパクチー嬢や産婆のエミリー、旅人のサミーや妊婦の艶子さんなど、島の個性豊かな仲間と美しい海に囲ま れ、少しずつ孤独だった過去と向き合うようになり―。
命の誕生と再生の物語。
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小川糸ワールドですね。
まずまずな感じでしょうか。
「オンライン・カンソウブン(感想文)」
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作者: 小川 糸
出版: ポプラ社 2008.1.15
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トルコ料理店でのアルバイトを終えて家に戻ると、部屋の中が空っぽになっていた。
突然、同棲していた恋人に何もかもを持ち去られ、恋と同時にあまりに多く のものを失った衝撃から、
主人公の倫子はさらに声をも失う。
たったひとつ手元に残ったのは、祖母から譲り受けたぬか床だけ。
山あいのふるさとに戻った倫子 は、小さな小さな食堂を始める。
一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂。
次第に食堂は評判になるが・・・。
五感をくすぐる瑞々しく繊細 な描写と、力強い物語運びで話題を呼んだデビュー作。
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いままでなかった表現です。Amazon書評では賛否両論ですが、私は好きです。
料理描写は、池波正太郎さんより、もっと庶民のレベルまでおりてきて、その内容が
やさしく暖かいです。
特にクライマックス・・・涙です。
「オンライン・カンソウブン(感想文)」
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