作者: 和田 竜
出版: 新潮社 2008.5.30
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俺たちは、何も信じちゃいない。『のぼうの城』で大ブレイク、超弩級新鋭の第二作!
人間離れした技ばかりが、忍びの術ではない。親兄弟すら欺き、ひたすら出し抜くこと。
でなければ、生き残れぬ。戦国大名不在の国、伊賀国に織田軍一万余が攻め込んだ。
「その腕、絶人の域」と言われる忍びの無門は想い女のお国を連れて敵前逃亡をはかるが……。
歴史時代小説の枠を超えた面白さと圧倒的な感動に包まれる傑作長篇。
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のぼうの城より人間性への掘り込みが深い気がする。
忍者の常人とは違う価値観の描写が、逆にリアルな人間の性をうまく表しているんだと思う。
「オンライン・カンソウブン(感想文)」
]]>作者: 和田 竜
出版: 小学館 2009.11.9
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少年が、
左構えの銃を手にした瞬間、
世界は変わる。
一五五六年。
戦国の大名がいまだ未成熟の時代。
勢力図を拡大し続ける戸沢家、児玉家の両雄は、
もはや開戦を避けられない状態にあった。
後に両陣営の命運を握ることになる
その少年・小太郎のことなど、知る由もなかった――。
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のぼうの城の跡に読んだ和田作品。
ちょっと世界が狭いかな・・・。
「オンライン・カンソウブン(感想文)」
]]>作者: 和田 竜
出版: 新潮社 2007.12.3
⇒戦国ものであることは、わかっていたものの内容は把握せずに読み進めて見た。
あ、高橋克彦さんの「天に衝く」と全く同じ時代、秀吉の全国制圧の関東版だったのね。
舞台となっているのは、埼玉の行田にある「忍城(おし城)」恥ずかしながら知りません
でした。戦国時代というと、近江の国、琵琶湖周辺の「六角氏」に注意がいってしまい
武州の国とかはあまり興味がなかったりして。
のぼうと呼ばれ、城代となる守り手の成田長親、攻め手の石田光成の対比、成田家の
ユニークで、頼もしい武将の面々、正木丹波守利英、柴崎和泉守、酒巻 靱負、
この時代大きなツラ(いまでもそうなのか?)をしている坊主やら、成田家の大奥、甲斐姫の
のぼうへの思い、領民の面々。
ストーリー展開、人物描写、舞台展開、台詞回し、スマートさと愚挙の対比。小説を
限りなくエンターテインメント化させるとこうなるのか?帯巻きに「ハリウッド映画の爽快感!」と
杏が書いているが、ハリウッドまではいっていないが、大河ドラマの特番レベルはいっているか?
歴史小説の新ジャンルというか、新しい見せ方を開発した小説と言ってよいだろう。
楽しめました。ただし、歴史小説のずし~んとくる重さがないのが、いいのか、どうなのか?
「オンラインカンソウブン」
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